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豊田市中央図書館の江戸期学芸書

―雅楽資料『山鳥秘要抄』とその周辺―

豊田市中央図書館の江戸期学芸書

◎中京大学文化科学叢書23

著者 明木 茂夫 編著
ジャンル 日本古典(文学) > 近世文学
出版年月日 2022/03/25
ISBN 9784762936739
判型・ページ数 A5・346ページ
定価 6,050円(本体5,500円+税)
在庫 在庫あり
 

目次

論 考

 豊田市中央図書館貴重書庫所蔵の江戸期楽書
    ――特に『律呂』(山鳥秘要抄)をめぐって―― (明木茂夫)
   はじめに
   安倍季良の『律呂』(山鳥秘要抄)
   『山鳥秘要抄』の諸本
   豊田市中央図書館所蔵の江戸期楽書
   小栗鉄次郎編『挙母内藤家蔵書目録』に記された楽書 

 宗淵と安倍季良 江戸後期の楽理研究  (遠藤 徹)
   はじめに
   宗淵と安倍季良の略歴
   天台声明大原流における羽位論争
   宗淵著『声律羽位私記』
   安倍季良『山鳥秘要抄』の双調と平調に関する論
   おわりに

 近世三河地域における雅楽文化 (山田淳平)
   はじめに
   諸藩の雅楽
   寺社、町人・百姓の雅楽
   おわりに

 翻刻 『三河国衣乃里 艶桜和歌集』 (中川 豊)
   はじめに
   伝 本
   翻 刻


資料編

 豊田市中央図書館蔵安倍季良『律呂』(山鳥秘要抄)翻刻校注 (明木茂夫)
   凡 例
   序・目録
   1 古律新律之事
   2 律呂名儀両様に覚悟すべき事
     2—1 第一 六律六呂之事    
     2—2 第二 本朝音曲楽曲のうへにて律音呂音と云事
   3 半呂半律の調といふ事   
   4 律七聲塩梅の二声名両説之事
   5 反音之事
   6 本朝呂律を陰陽と用ひ来説
   7 唐燕楽二十八調略図       
   8 今伝来調子根元之事
   9 本朝の楽書むかしは廿八調の儀所見の事
   10 跋一(むかしはかやうに廿八調の事を御沙汰ありし)
   11 跋二(右一巻依有恩命入覧殿下鷹司殿之処)
   12 かへしもののうたの事

おわりに(明木茂夫)
執筆者紹介

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内容説明

【本書内容】

 豊田市豊田市中央図書館所蔵の写本『律呂』は、江戸末期の楽人安倍季良(あべすえはる)の『山鳥秘要抄』の貴重な伝本の一つであることが判明。同館にはさらに安倍家・多家(おおのけ)ゆかりの貴重な楽書の写本が所蔵されていることも判明した。中京大学先端共同研究機構文化科学研究所中国文化研究プロジェクトのメンバーは、これら写本との出会いをきっかけに、その楽書の内容、音楽理論の展開、三河国諸藩の雅楽活動、同館所蔵の和歌集などに関する調査・研究に取り組んだ。本書はその成果を詳細に報告するものである。

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