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大東急記念文庫善本叢刊中古中世篇 別-4 集古筆翰 全1巻  新刊

大東急記念文庫善本叢刊中古中世篇 別-4 集古筆翰 全1巻

◎室町・近世期の著名人たちの筆跡を集めた「手鑑」――翻字・解説付で初公開  大東急記念文庫蔵 シリーズ最新刊!

著者 長谷川 強 解説
岡崎久司 解説
小川剛生 解説
落合博志 解説
末柄 豊 解説
鈴木 淳 解説
深沢眞二 解説
堀川貴司 解説
宮崎修多 解説
村木敬子 解説
ジャンル 日本古典(文学) > 中古文学 > 総記・論集
シリーズ 大東急記念文庫善本叢刊 > 中古中世篇
出版年月日 2018/03/30
ISBN 9784762934940
判型・ページ数 A4・552ページ
定価 本体38,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

凡例/筆者名一覧(五十音順索引) 
 第一輯「宸翰其他」  第二輯「鎌倉室町時代」
第三輯    第四輯        第五輯   
 第六輯「和歌」    第七輯「和歌」    第八輯「和歌」
 第九輯「伊吹の狭霧」 第十輯
◇総 説        長谷川強(国文学研究資料館名誉教授)
◇翻字・解説
  岡崎久司(元早稲田大学客員教授)
小川剛生(慶應義塾大学教授)
落合博志(国文学研究資料館教授)
末柄 豊(東京大学史料編纂所准教授)
鈴木 淳(国文学研究資料館名誉教授)
深沢眞二(和光大学教授)
堀川貴司(慶應義塾大学斯道文庫教授)
宮崎修多(成城大学教授)  
村木敬子(大東急記念文庫学芸課長)

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内容説明

 本書は、大東急記念文庫蔵、萩野由之蒐集・編纂の名家自筆資料集『集古筆翰』全十帖を精密に影印し、そこに収められた資料、全三四三点の翻字・解説を付して、初めて公刊するものである。
  萩野由之(一八六〇―一九二四)は佐渡出身、東京帝国大学古典講習科卒。学習院、東京帝国大学教授として、国文学、国史学等を講じた。著書多数。蔵書家でもあり、多くの史料を蒐集した。
  本『集古筆翰』は、古くは平安末・鎌倉から主として室町・江戸時代、さらに明治初期にまで及ぶ、古人の一大筆跡集である。
  第一輯は後柏原天皇以下親王・法親王、第二輯は織田信長ほか武将・公家・僧侶、第三輯は徳川家康ほか大名・公家、第四輯は漢学者、第五輯は江戸期の公家・僧侶・国学者・戯作者・俳人・狂歌師・書家、第六・七・八輯は江戸期の公家・地下歌人、第九輯は平田篤胤関係者、第十輯は松平定信以下歌人・国学者・漢学者・漢詩人ら――僅かに筆者不詳を含むも総勢三一九人の筆跡、計三四三点の書状・和歌詠草・詩箋・稿本断簡などを収める。
  その収集基準・選択範囲には、編者である萩野の活躍の時代と自身の歴史観・文学観が反映されていよう。各資料は台紙一葉ごとに貼り込まれ、それぞれ萩野による墨書の極めが添えられる。中に筆者や内容に疑問のある場合にはその旨注記され、また、資料に付された極札や収集時に寄せられた送致者の手紙等も併せて収められており、そこから資料入手時の喜びや編纂当時の苦労などもうかがうことが出来る。本影印では、それら萩野の書入や添加物の類いも総て収載し、遺漏なきを期した。
  なお、資料の翻字・解説は、各分野の専門研究者が担当・執筆し、最新の研究成果を踏まえた。萩野の考証のうち、今日の研究水準から見て再検討を要すると判断されたものについては、特に筆者名など新たな調査研究により改めたものもある。
  古筆手鑑とは本来、平安・鎌倉の名物切など室町期以前の古筆を集めたものをいうが、本帖は、既存の古筆手鑑とは時代・筆者をずらした手鑑ともいえ、その収載数の多さや筆跡の多彩さ・稀覯性のみならず、このような編集物そのものの稀珍さからも、極めて特異な価値を有する。本叢刊の別巻の一とした所以である。
  国語・国文学、歴史学、日本思想、古筆学、書道、美術等の各分野はもとより、日本の文化史を考える上で貴重な資料である。

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