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『舊唐書』食貨志譯注  新刊

『舊唐書』食貨志譯注

◎新発見の史料や研究成果を踏まえた『舊唐書』食貨志の現代語訳なる!

著者 渡邊 信一郎
ジャンル 東洋史(アジア)
東洋史(アジア) > 魏晋隋唐
出版年月日 2018/03/26
ISBN 9784762966101
判型・ページ数 B5・322ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【主要目次】
  凡例  序言
『舊唐書』巻四十八食貨志上
總序/賦役(租調役/两税)/銭法/鹽法
『舊唐書』巻四十九食貨志下
漕運/倉及び常平倉/雜税(間架法・除陌法/茶税/榷酒法)
主要参考・引用文獻  索引(事項・人名)
圖表目次(唐代開元年間官吏總數/京兆府夏税・秋税税額一覽/青苗姿沿革一覽/唐代鹽價一覽/隋
唐宋三代、荷河河道圖/唐元和年間行政地圖/唐代鑄芟姿)

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内容説明

【序言より】(抜粋)

 本書は、渡邊信一郎を代表とする二〇〇九年度~二〇一二年度科學研究費助成金(基盤研究B)「天梗令と榛『唐書』による唐宋變革期の藤會經濟的研究」の一環として、二〇〇九年四月から二〇一四年五月まで、佛教大学歴史學部共同研究室で開催した『舊唐書』食貨志の會讀原稿をもとにしている。歴代正史の食貨志は、いずれも『漢書』食貨志を祖型とする。『舊唐書』食貨志もその例にもれない。『漢書』食貨志は、上巻で食にかかわる穀物などの食糧生産とそれに關係する田制・賦役制度を記し、下巻で貨にかかわる貨幣・布帛と金銀財貨、および財務運營にかかわる制度を記述する。『舊唐書』食貨志は、それらにくわえて安史の亂以後に登場した鹽法・茶税(榷茶)・酒税(榷酒)などの課利、いわゆる専賣制とそれらを首都に運ぶための漕運にかかわる財務を記述している。この構成は、宋以後の正史食貨志の祖型となった。

【本書の構成】

 本書は『舊唐書』巻四十八食貨志上・巻四十九食貨志下の校訂本文・訓讀・注釋及び通釋である。底本には中華書局標点本『舊唐書』を用い、商務印書館百衲本二十四史所収『舊唐書』、明嘉靖年間餘姚聞人詮覆宋校刊本、藝文印書館二十五史所収『舊唐書』、沈炳震『新舊唐書合鈔』等を参考にした。
 〔原文〕の記述にあたり、まず校訂原文をあげ、〔校訂〕において底本に対する校訂内容を示した。つぎに校訂原本の〔訓讀〕を行なったのち、重要な語句や歴史的事象等について〔注釋〕をほどこし、最後に〔通釋〕で日本語譯をこころみた。訓讀は、文語風直譯であり、通釋は、注釋の成果をふまえた意譯である。
 巻末に「唐元和年間行政地圖」「唐代鑄芟姿」一覽及び主要な参考文獻、引用文獻の一覽表を附した。

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