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東アジア金石文と日本古代史  新刊

東アジア金石文と日本古代史

◎著者所蔵「広開土王碑」拓本の全写真を公開すると共に、関係論考を収録する。図版多数!

著者 荊木美行
ジャンル 日本史
日本史 > 古代
出版年月日 2018/01/28
ISBN 9784762942198
判型・ページ数 A5・358ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【主要目次】
第Ⅰ部 金石文の研究
第一章 集安高句麗碑の発見とその意義―『集安高句麗碑』の刊行に寄せて―
一、新たな発見      二、『集安高句麗碑』    三、発見者と発見場所
四、碑と碑文の現状    五、碑文の内容       六、広開土王碑との関聯性
七、広開土王碑文の内容  八、集安高句麗碑との比較  九、建碑年代の推定
十、高句麗王陵の守墓制度 十一、烟戸は奴隷か     十二、今後の展望
第二章 白集漢墓とその畫像石
一、漢代畫像石とは    二、白集漢墓の概要     三、畫像石刻について
四、白集漢墓の築造年代
第三章 「靺鞨国」考
一、『日本書紀』にみえる「粛慎」  二、『続紀』養老四年条の「靺鞨国」をめぐって
三、多賀城碑の「靺鞨国」
第四章 広開土王碑拓本をめぐる覚書―荊木所蔵の未公開拓本について―
一、入手の経緯   二、通化師範学院拓本の出現   三、荊木拓本との比較
第Ⅱ部 古代史料の研究
第一章 帝王系図と古代王権―『日本紀』の「系図一巻」をめぐって―
一、「系図一巻」とはなにか   二、薗田香融氏の研究   三、「系図一巻」の逸文
四、「系図一巻」と帝紀     五、散逸の原因      六、「紀卅巻」と「系図一巻」
七、帝王系図の展開
第二章 磐井の乱とその史料
一、『日本書紀』と磐井の乱〔継体天皇紀にみえる磐井の動向・乱の勃発は五二七年か・磐井の立場・
筑紫は「地域国家」か・『藝文類聚』の影響〕
二、『古事記』の記載をめぐって〔『古事記』の石井〕
三、『筑後国風土記』逸文の再検討〔風土記の語るもの・磐井の墓と岩戸山古墳・岩戸山古墳その後・
別区と裁判風景・『丹後国風土記』のケース〕
おわりに―ヤマト政権と磐井―〔磐井の乱はなぜ起きたか・継体天皇朝のヤマト政権・今後の課題〕
第三章 伊勢神宮の創祀をめぐって―豊受大神宮と丹後地方―〔伊勢神宮とは・伊勢神宮の起源・文武
皇二年条の問題点・雄略天皇朝創祀説・垂仁天皇紀の記事をめぐって・内宮鎮座の年代・実
年代を推測する・外宮の鎮座とその意義・『丹後国風土記』の所伝〕
第四章 風土記の注釈について―中村啓信監修・訳注『風土記』上下の刊行に寄せて―
第五章 『出雲国風土記』の校訂本―角川ソフィア文庫『風土記』上の刊行に寄せて―
一、『出雲国風土記』の写本系統  二、橋本校訂本とその底本  三、橋本校訂本の校異をめぐって
附論 
第一章 『續日本紀史料』編纂始末 第二章 増尾伸一郎先輩を悼む 第三章 井上辰雄博士とその著作
第四章 塚口義信博士の古代史研究―『邪馬台国と初期ヤマト政権の謎を探る』に寄せて―
書後私語/索引

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内容説明

本書は、近年著者が公にした金石文関係の論考(新稿一篇)をまとめたものである。第Ⅰ部 金石文 の研究では、集安高句
麗碑を詳細に分析した上で、広開土王碑との関聯性を提示するとともに、漢代畫像石、著者所蔵の広開土王碑拓本について多
数の図版を用いて考察した。第Ⅱ部 古代史料の研究では、五本の論考を収録する。日本古代史はじめ、広く東アジア古代史
研究者必読の一冊である。

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