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古典禅研究  新刊

古典禅研究

◎未公開再修訂本を翻訳に用い、禅思想・唐五代思想史研究に画期的論考を提供する!

著者 賈晋華
齋藤 智寛 監訳
村田 みお
ジャンル 中国思想・哲学
中国思想・哲学 > 魏晋隋唐
中国思想・哲学 > 宋元
仏教学
出版年月日 2017/11/30
ISBN 9784762966040
判型・ページ数 A5・688ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【主要目次】
第一章 序  論

第二章 馬祖道一の伝法の経歴と時代背景
一、蜀中での出家  
二、湖北・湖南での遊学  
三、福建・江西での伝法  
四、洪州での弘法

第三章 馬祖門人に関する疑問の分析
一、天皇と天王  
二、丹霞の謎  
三、薬山碑論争  
四、馬祖門人の各人についての考察

第四章 機縁問答の出現と成熟
一、禅宗語録の構成と原テキストの形態  
二、機縁問答の発生、発展と成熟

第五章 馬祖道一及び門人に帰される文献についての考証
一、馬祖に帰される語録についての考証  
二、馬祖門人に帰される文献についての考証

第六章 古典禅の宗旨と実践
一、平常心と仏性  
二、本覚と無修  
三、性は作用に在り  
四、即心是仏、無心是道
五、古典禅の宗教実践

第七章 正統へと通じる道
一、『宝林伝』と禅宗祖統:正統についての重層的な主張
二、権威の樹立:宝誌と永嘉玄覚に帰される禅偈についての考証
三、『宝蔵論』と馬祖門人とに考えられる関係

第八章 洪州系の勃興
一、拠点の建設:禅院及び寺規の創立  
二、伝播と勃興

第九章 融合と分化:古典禅の成立と発展
一、洪州禅の宗旨に関わる二大論争と古典禅の成立
二、融合と分化:禅宗の二大系統を脱構築する 
三、「師唱誰家曲」:禅宗五家の系譜を脱構築する

第十章 晩唐五代禅宗の主要な法系における門風の考察
一、潙仰の門風  
二、曹洞の門風  
三、徳山の門風  
四、臨済の門風  
五、石霜の門風
六、雪峰の門風  
七、雲門の門風  
八、法眼の門風

附録一 馬祖語録校注

附録二 晩唐五代禅宗寺院考
一、江西  
二、湖南  
三、福建  
四、浙江  
五、江蘇  
六、広東  
七、安徽  
八、湖北  
九、四川  
十、河南  
十一、河北  
十二、陝西  
十三、甘粛  
十四、山西

附録三 現行本『寒山詩集』における禅詩の作者についての考証
一、『寒山詩集』中の禅詩と非禅詩との区別及び矛盾
二、曹山本寂:『寒山詩集』中の禅詩の本当の作者  
三、附論:閭丘胤序及び拾得、豊干詩の本当の作者

参考文献/監訳者あとがき/索引(書名、碑文、文書)

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内容説明

本書は、賈晋華『古典禅研究――中唐至五代禅宗発展新探(修訂本)』(当代中国哲学叢書)上海人 民出版社、二〇一三年、の全訳である。ただし、翻訳の底本には原著者から提供された未公開の再修訂 本を用いた。そのため、引用文の誤字等が正されているほか、論旨に若干の変更のある箇所がある。引用文の日本語訳は、前後の解説から原著者の読解が推定できる場合や、原著者に質問して解釈を確認し得た場合にはそれに従って訳出した。

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