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連歌史の諸問題

連歌史の諸問題

連歌研究四十年――諸資料を駆使した多角的考証により、連歌をめぐる諸問題を解き明かす

著者 岩下紀之
ジャンル 日本古典(文学) > 中世文学
日本古典(文学) > 中世文学 > 連歌俳諧
出版年月日 2012/12/10
ISBN 9784762936067
判型・ページ数 A5・378ページ
定価 本体11,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

連歌師の生活        
 花の下連歌など
   *
 磐白の松――歌枕から寄合へ――
 賦物について
 「一人見て」という表現
   *
 『菟玖波集』付句の当座性について
 「立ち水」「伏し水」について
 『光源氏一部連歌寄合』索引稿
 『万葉詞』寄合索引稿
   *
 心  敬――仏道と和歌・連歌――  
 永正六年の宗長の旅
 連歌師宗養所有の不動産について
   *
 宗長連歌資料二種
 資料紹介
   *
 あとがき
 索  引 (連歌・和歌・人名・書名・研究書研究者)

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内容説明

連歌研究の分野は多岐に亙るが、本書はそれらについて様々な角度から探求し、また、連歌という極めて独特な様式を持つ文芸を通じて、日本文化史の一側面をも明らかにするものである。 初めに、連歌師の生活・花の下連歌などでは、職業人としての連歌師とその活動について論じる。続く磐白の松・賦物について・「一人見て」という表現では、連歌賦詠についての様々な規則や慣例、寄合の成立、賦物の実態、表現上の約束事などを実例に即して検討した。『菟玖波集』付句の当座性について・「立ち水」「伏し水」についてでは、二条良基とその周辺のことどもを調べ、また、良基のもとで源氏と万葉からの寄合書が作成されたことを論じ、あわせて実用的な索引の作成を試みた(『光源氏一部連歌寄合』索引稿・『万葉詞』寄合索引稿)。心敬・永正六年の宗長の旅・連歌師宗養所有の不動産についてでは、心敬、宗長、宗養の伝記の一面を史料に基づき検証する。最後に、宗長連歌資料二種・資料紹介では家蔵の連歌資料を影印し、翻刻を添えて考証を施した。連歌切の研究は、今後の連歌研究に大きな意味を持つことが期待される。

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